これからローバーミニを買う
この文章を書く数時間前にミニを購入することに決めました
そして今このブログを立ち上げたところです
「ミニを買おう」と思った日からミニを手放すとき日までの間のミニについて書いていきます
記事のタイトルにあるように「ミニ」と言っても今売られているBMW社のMINIではなく、
2001年まで販売していたローバー社のミニです
このブログの最初の記事となる今回の内容は、最初にミニを買おうと思ったときから再び買いたいと思うまでのいきさつです

実は最初に買おうと思ったのは最近ではなく、僕が社会人になって3年目の頃でした
あれかもう28年、長い年月が経ちました
あの時ミニを買わなかった理由
あの時はまだミニが新車として販売されていた頃でした
まだ個人で携帯電話を持っている人はいない、インターネットで情報を調べるような時代ではありません
ローバーの販売店が近くにできたのを新聞の折込広告で知り、
新車を見に行ってカタログをもらい家に帰りました
何日もカタログを眺めて「どんな色にしようか、オプションはどうしよう」と妄想を膨らませていき、
いよいよ買おうとおもっていたタイミングで、
転勤が決まりました
、、、
実家から出て一人暮らし、社有車を与えられるので他に車はいりません
これは縁がなかったんだと思い諦めました
でもその後もミニをみかける毎に、その強烈な個性あるルックスに見入っていました
それからは仕事が忙しくなったり環境が変わったりと年月が経ち、
そしてまた
金額は高いのに乗り心地はよくない、
壊れやすい、雨漏りがする、錆びやすい
こんなネガティブな情報と
「これから死ぬまでに一体どれぐらいお金がかかるのかわからない」
「だから大きな贅沢はできない」
という将来への不安から買うことは諦めてしまいました
世の中は不景気になっていき、大企業が安泰でなくなった時代になり、楽観的ではいられなかったんです
さらに時が経ち、いつの間にかミニはクラシックカーと呼ばれるようになって、
気が付くと外で見かけることがほぼなくなりました
そして「ミニを欲しかった」という気持ちがあったこと自体を忘れました
再びミニを買いたくなる
仕事をして家庭をもって忙しく過ごしていると、あっという間に年齢は人生の折り返し地点を通過
これまで自分の車を持ったことは一度もありません
月曜日に出発したら金曜日までは家に戻らないことが多く、
車がなくても困らない地域に住んでいて、
車が必要な時はタイムズのカーシェアを利用する、
このため車を買う必要がなかったわけです
こんな生活を過ごしている中、昨年の秋に久しぶりに街中でミニを見かけました
今や見かけるのが珍しくなっていたためか、この時はミニの存在感と魅力をより強く感じました
この時再び「ミニを手に入れたい」気持ちに火が付きました
それまで眺めるだけでも嬉しかったのですが、欲しいと思う気持ちに変わったのはたぶん、
子供が大きくなり、これから先にどれぐらいのお金がかかるのかがなんとなく予想できるようになって
「自分のために少しは贅沢をしてもいい」と思えるようになっていたこと
こうした心境の変化が理由でしょう
ミニついて調べだす
今やインターネットで調べれば、いろいろな情報が手に入ります
ミニについての気になる情報を「具体的にどうなのか?」とパソコンとスマホで色々と調べていきました
- 買うのにいくらぐらいするのか?
- 今でも部品は手に入るのか?
- 維持費は?
- 故障しやすいのか?
- 近くにミニをメンテナンスしてくれる専門店はあるか?
- 乗り心地は苦痛に感じない程度か?
などなど。
こうして多くのことを知りながら、不安に思っていたことを解決していきながら、自分が欲しいミニのイメージがまとまっていく中で
気持ちは「いつか手に入れたい」から「いつ買うか」へと高ぶっていきます
はやる気持ちを「慎重に、冷静に」と抑えながら、もしミニを購入した場合の後のことを現実的に考えました
ミニは自分が持つ最初で最後の車だと思っています
これは我が家の駐車スペースが狭いことと、年齢的に車を運転するのは長くて20年間というのが理由です
ミニはなるべく早く買った方がいい
年齢的はあと20年間ですが
これからだんだんと部品が手に入りづらくなり、
排気ガス規制などで古い車は乗りづらくなる、
ミニに乗る人はより減っていき、整備してくれる店も少なくなる
こう考えると乗れるのは20年もないかもしれません
年月が経つにつれて増々ミニを手に入れて維持していくのが難しくなっていく、
だからミニを買うのはなるべく早い方がいい
老人になって体力が衰えたときに「ミニを買えばよかった」と後悔はしたくない
ミニに乗るのが最長で20年間と考えてミニにかかる費用をざっくり計算してみました
合計500万円、20年間であればなんとかなりそうな金額です
「買おう」、決めました










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