スピードメーターのケーブルを交換
ミニのスピードメーターが走行中もゼロのままな事を家族から言われて気づきました
ネットで調べるとケーブルが原因のようです
ダッシュボードからオーディオプレイヤーを引き抜いて、左腕をつっこんでメーター後ろにケーブルがちゃんと差さっていることを確認
ケーブル交換をするしかないでしょう
そして最近、走行中の段差での振動が少しきつくなったこともあり、点検でお世話になったミニの専門店に電話しました
スピードメーターケーブルは在庫があるということと、
段差のショックがきつくなったのは、ラバーコーンの代わりにコイルサスペンションにしてから数カ月が経ち車体が低くなったことが原因、
車高を上げる必要があるのだけれどやったことがないので、教えてくれるということになり店に行くことになりました
店でフロントの車高を調整するボルトを教えてもらい、その場で調整(仮止めのナットをゆるめ、調整用ナットをスパナで回す)
その後に試運転しましたが、いまいち変化を感じられず。
これについてはリアの車高の調整の方法も教えてもらって、帰宅後に調整したところ変化有りました
段差でのショックが和らぎました
今回の本題はスピードメーターのケーブル
お店で交換してもらえると思いきや、話の流れで自分ですることになり店ではケーブルを購入しただけで終わり
そしてフロントの車高調整代として3,000円。スピードメーターのケーブルと合わせて7,678円。
高速道路 西宮と茨木I.Cの往復で1,920円。これで合計9,598円。
結構かかりましたが、これで終わったわけじゃない、ケーブル交換は家に帰って自分でしなきゃいけない
家に戻ってなんとかダッシュボードのボルトを外し、ボードを手前に引き出しました
次はエンジン側です
エンジン側に差さっているスピードメーターのケーブルは、左前からわかるということだったので
のぞいてみます
暗くてわからないので、ライトで穴を照らします
焦点が合っていない、画像中央の奥に黒くて斜めに(右上から左下へ)見えるのがケーブルらしい
この穴からは手は入らない
購入したスピードメーターのケーブル
このケーブルの端の片方をエンジンに差し、もう片方をスピードメーターの後ろに差す
どちらもやったことがなく、難易度が高い。
でもやらなくてはいけないということで、必死でやったため画像がほとんど撮れていません
まずはスピードメーターからケーブルを外す
このためにはダッシュボードのパネルを手前にずらさないといけない
パネルをずらすためにはオーディオプレイヤーは外さなければいけないのと、パネルを止めているナットを外さなければいけない
このナットを外すためには、ラチェットレンチを延長するエクステンションと、ディープソケットの10mmのボックスが必要
ということでホームセンターにエクステンションとディープソケットを買いに走りました
なんとかダッシュパネルを手前にずらし、スピードメーターからケーブルを抜きました。
これだけでたぶん1時間ぐらいはかかったと思います
そして次です、エンジンからスピードメーターケーブルを外す作業
どう考えても車の下に潜り込むしかない
油圧ジャッキでフロント側をあげて、ジャッキスタンドで固定。エンジンオイルを交換するときとは違い、下に潜り込めるだけの高さに上げました
汚れてもいい服装で、あおむけになって車の前から潜り込みます
エンジンの後部から右手を突っ込んで、ケーブルのコネクターを手探りでみつけます
でもコネクターが回らない、これが店で聞いていた「たぶん固着しているから、マイナスドライバーで叩いてゆるめないと」ということか。
車の下から出て、さきほどのぞいていた穴から長いマイナスドライバーを入れてコネクターにドライバーの先を当て、ドライバーの尻をゴムハンマーで叩きました
叩いただけではコネクターがゆるんだのはわかりません
再び車の下に潜り込み、右手でコネクターを回すと外れました
車の下から出て、ボンネットを開けてケーブルを引きずり出します
そして新しいケーブルを入れるのですが、うまく下の方にケーブルが降りてくれずに苦戦
仕方がないので、元のケーブルとは違う場所からケーブルを通しました
再び車の下にもぐり、新しいケーブルのコネクターをエンジンに固定しようとすると、これがまたうまくいかない
ケーブルの先はエンジンの穴に入っているのに、コネクターが回らない。これはつまりコネクターが穴に対して斜めになっているから。
手探りでとにかく試行錯誤して、ようやくコネクターを装着できました
ここまでくれば後は簡単と思っていたのですが、今度はスピードメーターの後ろにケーブルが深く刺さらない
ダッシュパネルを完全に外し、メーターも完全に外しました
なぜケーブルが深く刺さらないのか?購入したケーブルのタイプが間違っているのか?
スピードメーターの裏側をよくみると、穴の中に何かがあるような。
もしかして何かが入っている、
細いピンのようなもので穴をほじると出てきました。
元のスピードメーターケーブルの先端のようです
画像では穴の右上にある白くて細い部品がそれ。
スピードメーターが0から動かなくなったのは、劣化でこの先端が折れたからと判明
ようやくケーブルをスピードメーターに差せました
今まで一番ハードな作業でした。4時間ぐらいかかったように思います
これまでにミニに使った費用
合計金額 | 1,886,668円 |
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