ヤフオクでミニを買う手順
最近ヤフーオークションで車を購入しました
振り返ると危ない買い方をしたとなと思いますが、
幸運にも出品者が善良な方だったので、問題なく車を手に入れることができました
この経験を元に、これからヤフオクで車を購入したい人のために、お勧めの手順を紹介します
ヤフーオークションで車を購入する手順
ヤフーオークションは個人間での取引が基本
現状での車を購入するため、購入後に不具合があった場合にはすべて購入者側で費用を負担することになります
このため入札する前に実物を確認することは必ず必要です
大事なポイントがいくつかあります
入札前の準備
- 印鑑登録をしている
- 落札した後の車の名義変更の手続きでは印鑑登録証明書が必要です
このため事前に実印を印鑑登録している必要があります - 車庫証明がとれる
- 車を保管する場所が確保できているか、または確実に確保できるか。
もし自分の土地でない場合には、土地の所有者に事前に話をしておく必要があります - 車の金額以外の余裕資金がある
- オークションの落札金額以外に、
落札手数料・車庫証明書の発行・印鑑証明書の発行・名義変更・税金などが必要です
この額は20万円以上する場合があります - ペイペイ銀行の口座開設と入金
- Yahoo!オークションで落札すると、落札者も手数料を払う必要があります
車の場合、10,001円以上で落札金額の5%以上
もし100万円の車を購入した場合は追加で5万円以上を払うわけです
この手数料が0円になる方法が、ペイペイ銀行からの支払いですペイペイ銀行の口座開設は早ければ当日できますが、
口座にお金を振り込むのは翌日以降の平日
しかも高額の場合には一度に振り込めない場合がありますそして銀行間での振り込みにすると振込手数料が発生します
このため銀行のATMで他銀行の口座からお金を引き出し、
ATMでペイペイ銀行の口座に預け入れることで手数料がかからないようにできます
ただし三菱UFJ銀行などはコンビニのATMで引き出すと手数料がとられるので注意が必要です
平日の昼間に銀行に行く時間がない人は、このATMの引き出し手数料と銀行間振込の手数料を比べた方がいいでしょう - メールアドレス
- 出品者との連絡を取り合うためにメールアドレスが必要です
このアドレスを出品者に知らせるためには、出品商品の「出品者に質問する」のページに投稿します。
このページは公開されるため、公開されても問題ないメールアドレスが必要です
公開されるメールアドレス、その後に出品者とやり取りをするメールアドレス、この2つあると安心です
GメールやOutLookのメールアドレスは無料で取得できます
出品されている車を選ぶ条件
- 実物を見に行ける
- 家から近いか、見に行く時間がとれるか。
出品終了までの期間が短く、すでに入札者がいる場合などは特にこの条件が大事になります - 車検が切れていない
- 車検の期間が切れている場合、その車は公道を運転できませんので、業者などに運んでもらう必要があります
試運転もできないかもしれません - 出品者の評価は悪くない
- 車の購入では出品者・落札者お互いに実名と住所を知ることになります
このため信用できない人とは取引きしない方が安全です
入札したい車を決めたら
- 質問する
- 出品商品の「出品者に質問する」のページに次のことを投稿して、出品者に確認をとります
車の試乗・試運転ができること
いつ試乗できるか
どの地域で試乗できるか
車について気になる点 - 自分のメールアドレスを教える
- 出品者から返事が投稿され試乗できることになったら、これ以降のやり取りはメールに移ります
このため自分のメールアドレスを出品者に知らせます
このときメールアドレスはそのまま投稿するのではなく一工夫します。
たとえば次のようにしますGメールのメールアドレスで、あっとまーくより前はABCD(実際は半角文字)です - メールで打ち合わせをする
- 具体的にいつどこで待ち合わせて試乗するかだけでなく、必要な書類と手続きの手順・費用の負担を打ち合わせします
費用とは、- お互いの印鑑登録証明書の発行費用、
- お互いの書類の郵送費用、
- 自賠責保険の残り、
- リサイクル料の残り
- 自動車重量税の残り
- 車庫証明から名義変更までの費用
などです。
必要な書類は出品者と落札者で違います。お互いに何が必要なのかを知っているかの確認にもなります
手続の手順はこの後に説明しますが、大まかには- ヤフオクで落札する(まだ支払わない)
- 落札者は自動車売買契約書2通を出品者に送る
- 出品者は2通に住所と名前を記入して、1通を落札者に返送する
- 出品者はメールで自動車検査証記録事項を撮影した画像を落札者に送る
- 落札者は自動車売買契約書1通が手元に届いたら、車と必要書類の受け渡し日時場所・名義変更の完了予定日を出品者と打ち合わせ
- 落札料金と追加で出品者に支払う費用(自賠責保険の残りなど)をヤフオクで支払う
- 待ち合わせ、車と必要書類の受け渡し
- 落札者は名義変更が終わったら、新しい車検証の画像を出品者に送る
- 取引はこれで完了だが、出品者は車に関する書類が手元に届いた時には落札者に知らせる(または送る)
です
- 試乗する
- できれば友人や家族などと一緒に複数名で行くと、冷静に車の評価・出品者とのやり取りができます
見た目で気になることがないか、試運転して気になるところがないかの他に車検証があり、車検の期限が切れていないこと、車検証に書かれた車体番号が車体に刻印されていること
も確認します
落札してからの手続き
- 落札する
- 試乗した車が気に入って買う気になったのなら、ヤフオクで落札します。ただし支払いはまだしません
- 書類の送り先を確認する
- これから先書類を送る必要があるため、お互いの住所をメールで知らせます
- 自動車売買契約書
- 出品者・落札者がお互いに安心して取引するための書類です
落札者は代金を支払うこと・名義変更をいつまでにすること・費用の各項目について負担はどちらがするのか
などを書いたもので、文面は自分で作ります。ネットで調べるとそのまま使える文章も公開されています
自動車売買契約書2枚に自分の住所と名前を書き、印鑑を押します。そして出品者に郵送します - 自動車検査証記録事項
- 出品者からメールで自動車検査証記録事項を撮影した画像を送ってもらいます
- 車庫証明書の手続き
- 車を保管する場所の証明書「車庫証明書」の発行手続きが必要です。
保管場所の土地の所有者と車の使用者が違う場合には、土地の所有者と打ち合わせも必要です
何が必要になるのかは、「自分の住んでいる地域名 + 車庫証明」で検索するとわかります
多くの場合平日の昼間に警察署に手続きの申請に行くことになります
証明書の発行には申請から3日以上かかります - 任意保険の検討
- 車は車検に出すと自動的に自賠責保険へ加入することになりますので、少なくとも1つの車の保険に入ることになりますが
車自体の修理などの費用のことを考えると追加で新たな車の保険に入るのがいいでしょう
不便なところで車が故障したときに、レッカー車に車を運んでもらう時にもこの保険が使えます
保険開始日は車に乗り始める日です。ネットの保険ですと最短で当日に加入できるものがあります - 希望ナンバー
- 自分の希望する車のナンバーがある場合、有料で申込できます。一桁やぞろ目の場合には抽選になります。
希望番号予約センター又は全国自動車標板協議会の希望番号申込サービス、どちらかでネットから申込できます
料金は色々な方法で支払えます
ナンバーの発行開始までは日数がかかります。
メールでお知らせが届くので、ここに書かれた「交付可能期間」の期間に名義変更とナンバー変更することになります - 車と書類の受け取り日時・場所の打ち合わせ
- 出品者から自動車売買契約書1通が送られてきたら、受け取り日時・場所を打ち合わせます
- 支払う
- 落札料金と追加料金の合計を出品者に支払います。
通常は落札手数料がさらにかかりますので、追加料金は別途銀行振り込みなどで出品者に払うか、ペイペイ銀行から振込めば手数料はかかりません - 車と必要書類の受け渡し
- 出品者と待ち合わせて、車と必要書類を受け取ります
この時点で任意保険に加入しているのがベストですが加入していなくても違反ではありません、気を付けて運転してください - 車庫証明の受け取り
- 警察署に行って車庫証明書を受け取ります
- 印鑑登録証明書
- マイナンバーカードがあればいつでもコンビニで発行できますが、そうでない場合にはお役所に平日の昼間に行って発行する必要があります
- 名義変更
- 出品者と都道府県市が違う場合(正しくは管轄の陸運局が異なる場合)には車のナンバー変更は必須となり、車で行く陸運局に行くことになります
必要な書類を持って、平日の昼間に陸運局に行きます。
希望ナンバーがある場合には、まず希望ナンバーの発行手続き窓口に行った後に、名義変更の窓口に行きます
窓口の行き来については陸運局によって違うと思います - 新しい車検証の画像
- 名義手続が終われば晴れて新しい車検証が手に入ります
この車検証の画像を出品者に送れば、購入の手続はすべて完了です
これまでにミニに使った費用
お勧めの手順のすべては上のようになりますが、
今回の段階ではヤフーオークションで車を落札して、出品者と打ち合わせをした金額を支払って終わっています
この金額のうち「預り金」50,000円は、名義変更が終わった後に出品者から返金される予定です
| 合計金額 | 1,249,800円 |
タグ: 手続
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