静音化3 フロア右側の制振1

少しでもローバーミニの乗り心地を良くしたいと、今回取り組むのはフロアの制振です

いろいろなネット情報を参考にして、半日でできる範囲ということで右側(運転席側)のみを行うことにしました

最初に行うのはバッテリーからマイナス端子を外すこと
どこがマイナス端子なのかは前にミニ専門店から教わってはいましたが、
初めての作業でビリっとこないかと少し緊張しながら外します

次は運転席のシート
ボックスレンチを2つ使ってボルトを外します

シートは2つの箇所が固定されていました

この2か所、ボルトとワッシャーとナットの組み合わせが違っています

ボルト シート ワッシャー ナット

この順で組み合わせるのが正しいのですが
片方だけ
ボルト ワッシャー シート ナット になっていました

以前のオーナーが行っていたミニ専門店の仕事が雑だったんでしょうね

運転席のシートを外します
シートが重くて力がいるかと気になっていましたが、実際にやってみると軽い
車内から簡単に取り出せませた

チェック柄のマットを取り除いて、掃除機などで一度清掃

水色のカーペットです、マットがあった後部座席はきれい
前部の色も元々はこれだけ明るい色だったのかと思うと、いつかはカーペットを洗浄したいところ

運転席シートの脚の下にある固いプラスチックの板は割れていました
これもいつか代わりの物に交換したい

ミニは作業するたびに新たにやりたいことが増えていく、
ミニの修理と改良はエンドレスなが気がする、、

カーペットをめくりました
錆ていてボロボロになっている部分がないのは、ほっとしました
運転席のフロアがボロボロなのは、他のブログや動画で見ることがあるし、
前に行ったミニ専門店のミニもそうでしたので

よく見ると床に何か貼ってあります
貼ったうえから車のカラーに塗装したようで、発泡材のようです

この発泡材がひび割れて錆色をしたところがありました
マイナスドライバーで部分的に剥がします
ボディの鉄部が見えてきました、白く塗装された鉄部の上に表面的に錆がありました
布でふき取りサビチェンジャーを塗りました

この発泡材はおそらく制振と防音の役目をしています

最初からついていた物なのか、前のオーナーが後から貼ったものなのか?

ネットでは「カーペットをめくると鉄部のフロアが現れる」記事ばかり
さらに調べると、どうやらこの発泡材が「アンダーコート」という名前の物とわかりました

後年式のローバーミニには標準で付いていたのかもしれません

ミニは初期から後期に向けていろいろと変更されていったため
ネットで情報を調べるときには、年式も気にする必要がありますね

後部座席の方も見てみます
こちらにもまた広い範囲にアンダーコートが貼ってありました
運転シートの脚が当たる部分にはカーペットの繊維が貼り付いていました
ゆっくりと指で引きはがします

錆がないかチェックしていくと

SRSと書かれた部品の下あたりに錆を発見
アンダーコートが貼っていない部分、どうやら表面的な錆のようです

パーツクリーナーを吹き付けて布でふき取り

その後サビチェンジャー(錆転換剤)を塗りました

ミニでは、初めてチェックする部分があるときには
パーツクリーナー・布・サビチェンジャー(錆転換剤)の3点をだいたい使っていることに気づきました
今度からは事前に用意しておこう

この後さらに制振シートをフロアに貼るので
シリコンリムーバーを吹き付けて布でふき取ります

まずは後部座席のフロアから

するとパーツクリーナーでは出なかった汚れがアンダーコートの表面から浮き出てきました

これはパーツクリーナーでは取れなかった汚れではない気がします
おそらくアンダーコートの発泡材が溶けたのではないでしょうか?
そうならシリコンリムーバーをなんど吹き付けても意味がないので、布でふき取って終わりにしました

ローバーミニは小さな車で、そのフロアの右半分だけなら大した広さではないのですが
結構ここまでで時間がかかりました

これまでにミニに使った費用

合計金額 1,859,794円
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