運転席ドアの防錆
ミニの運転席ドアを下から見ると錆が出ていた
そしてドアを表からよく見ると塗装が浮き上がっている部分がいくつかあり
それらはちょうど一直線上に並んでいた
これはドア内部の袋状になっている部分の底にあたり、この底には排水のための穴が開いている
この穴からできれなかった水は底に溜まり錆ができる
その錆が成長しドアの内側から外側へと侵食膨張すると、塗装が浮き上がる
この場合に行う対策は、ドアの外側と内側のそれぞれにあり
- 浮き上がった塗装の部分を剥がして錆転換剤を塗る、そしてパテで埋め、塗装
- ドアの内側の底の錆を軽く取り、錆転換剤を塗る
錆が成長し塗装が浮き上がった部分の補修
1の場合には300番または400番の紙やすりで膨らんだ部分を削り落とす
浮き上がった部分だけを取り除きたいので、紙やすりは小さく切った方が使いやすかった
板に巻いたり、大きいサイズだと、削りたい部分からずれて削ってしまう
塗装膜が剥がれて錆が姿を現したら、錆転換剤を塗る
今回は範囲が狭かったため、サビ・チェンジャーを筆塗りした
穴埋めには速乾性のパテを使用した
2液を混ぜると硬化が始まるので、手早く押し込むようにパテを塗る
15分もすると硬化するので、300番または400番の紙やすりで平らにする
塗装はスプレーを使った
Holtsのタッチペンとタッチガン
車と同じカラーの塗料を左から右・右から左へと往復2回、そして乾燥5分
これをパテの色が見えなくなるまで行う
次にクリアーの吹き付け、これも往復2回。塗料よりも少し広い範囲。
そしてすぐにぼかし剤の吹き付け。これはクリアーをふきつけた周囲を円を描く
そして乾燥5分
これをクリアーで艶が出るまで行う
最後にコンパウンドで磨く
上は傷消し用だが、仕上げ磨き用なら他のコンパウンドで問題ないはず
ドア内側の防錆
ドアの内側のパネルを外す
金ブラシを使って、底に溜まった錆を底の穴から落とす
パーツクリーナーを底へと吹き付ける
これで残った錆の粉が穴から出てくる
15分ほど待ってから、防錆剤(錆転換剤)を使う
ドア内部の奥には手が届かないため筆塗りではできない
そのためスプレータイプを使う
ノックスドール750
この商品は、スプレーが3タイプ使い分けできる
これはネットで調べても不思議と出てこない
上の画像で見えるは2つのスプレー
標準のノズルと、チューブ状のロングノズル。
もう1つはすでに缶につけてある普通のスプレータイプ。
チューブ状のロングノズルは先端から380度の方向にスプレーできる
穴に差し込んで使える
今回は標準のノズルを使って、ドア内側の底にまんべんなく吹き付けた
底の穴から滴るぐらい吹き付けるので、気になる人はドアの下に紙や布を置くといいと思う
ノックスドール750はあまり匂いがないとは言え無臭ではない
このためしばらくはドアの内張は戻さずにドアを開けたままにしておいた
これまでにミニに使った費用
合計金額 | 1,854,216円 |
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