メーターカバーを作る
1998年製のミニのダッシュボードをMK1風にするため、これまでいろいろやってきました
今回は3連メーターのカバーを製作し完成するまでの様子を紹介します
3連メーターを直接ダッシュに取りつけ
MK1風にはしたいですが、メーターはセンターメーターにはせずに3連メーターをそのまま使用します
3連メーターをアルミのフレームで囲い、ダッシュ内の底へボルトで取り付けました
長めのボルドで取り付けて、メーターは宙に浮いた状態にしました
(詳しくは3連メーターをカスタマイズの記事をご覧ください)

3Dプリンタでカバーを作る1
メーターのためにカバーを3Dプリンタで作成します
カバーが大きいため、2つに分けて作ってから溶接しました

3連メーターの形は、ウィンカーとSRSのインジケーターの部分が飛び出しているので

この3つのインジケーターの部分用にもカバーを作り
元のメーターのリングを再利用して

できたメーターカバーがこちら

でもこれで完成ではありません
インジケーター部分が飛び出ているのは面白いですがオシャレではないし
それにカバーの表面が「まだ製作中」な感じに見えます
3Dプリンタでカバーを作る2
そこで3連メーターのインジケーター部分をカットできるか考えました
まずカットしたい部分に油性ペンで印をつけます

ウッドパネルの裏側はこのようになっていて
メーター3つとインジケーターの突起部分がはまるように穴が開いています

メーターをはめてみると、先ほど油性ペンで印をつけたところが見えています
メーター3つが穴にはまれば、それだけでウッドパネルへのメーターの位置が決まります、ずれません
インジケーターが飛び出ている必要はありません
パネルにメーターはネジで固定しますから、インジケーターの突起部分を切断した後でも問題なくパネルに取り付けできます

ということで突起部分を切断

3Dキャドで設計図を少し変更してから3Dプリンタでカバーを作成

分かれたパーツを溶接して組み立てて

そして車用の幅6mmのモールを使い

2回目にできたメーターカーバーがこちら

画像でみるといい感じなんですけれど、カバーの正面がいかにも「3Dプリンタで作りました」という状態です
3Dプリンタでカバーを作る3
センターメータースイッチパネルがこのように木目調に仕上げてあるので、3連メーターのカバーも同じようにします

ツキ板をカッターナイフでカットします
画像の上が3Dプリンタで作ったカバー前面パネル
下がカットしてできた化粧板

化粧板は水性ニスを何度も塗って乾燥を繰り返してから
いつもの接着剤でパネルに貼り付けます

そして幅6mmのメッキーモールを瞬間接着剤で前面パネルに取り付けて

前面パネルをカバーに溶接してから
純正のメーター用リングを付け、ウィンカーなどのインジケーター部分をはめ込みました

そしていよいよ最後、ミニに取りつけます

いかがでしょうか?

センターメータースイッチパネルと3連メーターのカバー、どちらも同じ木目調です
これまでにミニに使った費用
| 合計金額 | 2,019,628円 |











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