センタースイッチパネルを木目調にしたい
うちのローバーミニは1998年製です
クーラーとヒーターを残したままMK1風にしたい、ということでこれまでダカスタマイズしてきました
今回はセンタースイッチパネルを新しい物に交換します
購入したのはこれ

タートルトレーディングさんで取り扱っている「センタースイッチ パネル、LCV バンタイプ 四穴、ポリッシュド レトロスポーツ 」
国内在庫がなかったのでイギリスから取り寄せました。
ポリッシュドとは光るように磨かれているという加工のことですが、クロムメッキされているわけではなく思ったほど輝いていませんでした
金属磨きで磨いても、そんなに変わらず
このパネルはこのままでは使いません、木目調にカスタマイズします
「薄い木の板をパネルに貼り付ける」、発想はシンプルですが実際にやることは複雑です
- まずパネルをスキャナーで画像を取りこみます
- この画像を下絵として3DCADのソフトウェアで図を書きます
- このままでは紙に印刷できないので、まずstlファイルとして書き出します
- そしてイラスト用アプリでファイルを開きます。この時に縮尺が実際の寸法になるように調整がポイント
- それから紙に印刷。
厚みが0.5mmの薄い木の板はホームセンターで売っていませんので、ネットショップ「常木」で「ツキ板」を購入しました
WEB限定で990円(税別・送料別)の価格は、どこよりもお得
木材から切り出した薄い板をツキ板と言うことを今回知りました
印刷した紙をツキ板にノリで貼り付けます、貼るのはパネルの裏側です
このため図はパネルを裏から見たときのものなのがポイント

カッターナイフで板を切っていきます。ナイフの刃は新しくしました
切り出したら、紙やすりで滑らかにします
レーザーカッターがあれば簡単なんですが、安く借りれる所は遠いし、まずは手作業で試したところうまくいきました
貼り付けた紙を剥がしたら今度はニスで塗って1時間以上乾燥させます
これを艶が出るまで繰り返します
以前に買った仕上げ用ニスと、歯ブラシを使って塗りました
ニスは別容器に小分けしてから水で薄めますが、薄める割合が難しい
説明では10%水を加えるとありましたが、実際は30%ぐらい加えました
途中、でこぼこや気泡が気になったら紙やすりで全体を平らにします。使ったのは800番の耐水紙やすり
裏側も2回ほど塗りました
塗り重ねていくうちに木目がはっきりして、光沢感が出てくるのは面白い

いよいよパネルに板を貼り付けます
使った接着剤はいつものこれ。板の裏側に薄く塗ったら

貼り付けて洗濯ばさみで圧着

一晩経ってから、ふたたびニス塗り。この時は小筆を使いました
そして完成

次回はいよいよ取り付けます
これまでにミニに使った費用
| 合計金額 | 2,016,898円 |













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